本部町・今帰仁村・やんばるの村で働くということ

本部町・今帰仁村・やんばるの村で働くということ

名護の北と西には、本部町(もとぶちょう)や今帰仁村(なきじんそん)、そして国頭村(くにがみそん)・大宜味村(おおぎみそん)・東村(ひがしそん)の「やんばる」の村が広がっています。名護で仕事を探す人の中には、こうした町村で働くことを考える人もいるはずです。人口、働く人の仕事、宿の数、移住の支援を、公的な統計からまとめます。

この記事のポイント

  • どの町村も、仕事探しはハローワーク名護が受け持っています
  • 本部町は宿泊業・飲食サービス業で働く人がいちばん多く、今帰仁村と3つの村は農業・林業がいちばん多くなっています(2020年国勢調査)
  • 本部町の宿泊施設は、2016年末の128軒から2025年末には435軒に増えました。今帰仁村も107軒から308軒に増えています
  • 2020年から2025年に、5つの町村とも人口が減りました。名護市は増えています
  • 沖縄県の移住支援金は、2026年度は本部町・国頭村・東村が対象です(名護市・今帰仁村・大宜味村は対象外)

仕事探しは、ハローワーク名護

本部町、今帰仁村、国頭村、大宜味村、東村の求人は、名護市と同じく、ハローワーク名護(名護市東江)が受け持っています。場所や使い方は名護で仕事を探すなら、どこを見ればいいかにまとめています。

町村によって、多い仕事が違う

2020年の国勢調査で、働く人がいちばん多い産業を町村ごとに見ると、本部町は宿泊業・飲食サービス業、今帰仁村・国頭村・大宜味村・東村は農業・林業でした。

町村働く人いちばん多い産業
本部町6,070人宿泊・飲食 1,050人
今帰仁村4,279人農業・林業 886人
国頭村2,238人農業・林業 396人
大宜味村1,463人農業・林業 334人
東村864人農業・林業 291人
沖縄県「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果」付表2から作成

どの町村でも、医療・福祉で働く人も多く、本部町では952人、今帰仁村では710人でした。国頭村では、宿泊業・飲食サービス業で働く人が375人と、農業・林業に次いで多くなっています。

本部町・今帰仁村は、宿が大きく増えた

沖縄県の宿泊施設実態調査によると、本部町の宿泊施設は2016年末の128軒から2025年末には435軒に、泊まれる人数(収容人数)は4,799人から11,261人に増えました。今帰仁村も107軒から308軒に増えています。

町村2016年末2025年末
本部町128軒435軒
今帰仁村107軒308軒
国頭村24軒46軒
大宜味村13軒41軒
東村15軒28軒
沖縄県「宿泊施設実態調査」(平成28年・令和7年)別表(1)から作成。ホテル・旅館、民宿、ペンション・貸別荘などの合計

人口は、どの町村も減っている

2025年の国勢調査(速報)では、2020年からの5年間で、5つの町村とも人口が減りました。同じ期間に、名護市は2,530人増えています。

町村2025年5年の増減
本部町11,825人△705人
今帰仁村8,761人△133人
国頭村4,131人△386人
大宜味村2,842人△250人
東村1,512人△86人
沖縄県企画部統計課「令和7年国勢調査速報 沖縄県の人口と世帯数」から作成。2025年は速報値。△はマイナス

ただ、2024年10月からの1年間では、本部町は転入が転出を87人、大宜味村は16人上回りました。

移住支援金と、暮らしのこと

  • 移住支援金/沖縄県の移住支援金は、2026年度は本部町・国頭村・東村が対象です(ほかに石垣市・伊江村)。条件は町村ごとに違うので、それぞれの役場で確かめます
  • 所得/住民税を納める人1人あたりの課税対象所得は、本部町約267万円、今帰仁村約260万円、国頭村約252万円、東村約251万円、大宜味村約244万円でした(2025年度)。名護市は約286万円です
  • 買い物/沖縄県の調査では、国頭村・今帰仁村の小規模な店の値段は那覇の量販店より14.0%、国頭村・大宜味村・東村の共同売店は19.7%高くなっていました(2025年10月)
  • 保育/2026年4月1日時点で、5つの町村とも待機児童は0人でした(沖縄県の速報値)

町村で働くときに、確かめておきたいこと

  • 住まい/働く場所の近くに借りられる部屋があるか、寮や社宅があるかを、応募するときに確かめます
  • 通勤の手段/名護市から通うのか、町村に住むのか。車が必要かどうかも確かめます
  • 季節/宿泊や観光の仕事は、忙しい時期とそうでない時期があります。通年の仕事かを確かめます
  • 支援金/住む町村によって、使える支援が変わります
  • 求人を見比べる/名護で仕事を探す際は、沖縄本島北部の求人サイト「ほくぶのしごと」も見てみてください

よくある質問

Q. 本部町や今帰仁村の求人は、どこで探せますか?

ハローワーク名護が、名護市のほか、本部町、今帰仁村、国頭村、大宜味村、東村、伊江村、伊是名村、伊平屋村を受け持っています。

Q. 本部町では、どんな仕事が多いですか?

2020年の国勢調査で、本部町で働く6,070人のうち、宿泊業・飲食サービス業が1,050人でいちばん多く、医療・福祉が952人で続きます。

Q. やんばるの村に移住すると、支援金はもらえますか?

沖縄県の移住支援金は、2026年度は国頭村・東村・本部町などが対象です。大宜味村と今帰仁村は対象に入っていません。条件は町村ごとに違うので、役場で確かめてください。

Q. やんばるの村では、どんな仕事が多いですか?

2020年の国勢調査で、国頭村・大宜味村・東村は、いずれも農業・林業で働く人がいちばん多くなっています。

あわせて読みたい

出典

  • 沖縄県企画部統計課「令和7年国勢調査速報 沖縄県の人口と世帯数」、「令和7年人口移動報告年報」
  • 沖縄県「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果」付表2
  • 沖縄県「宿泊施設実態調査」(平成28年・令和7年)別表(1)
  • 総務省「市町村税課税状況等の調」令和7年度 第11表
  • 沖縄県「移住支援金」のページ(2026年4月30日更新)、沖縄労働局「ハローワーク名護」のページ
  • 沖縄県こども未来部子育て支援課「令和8年4月1日時点における沖縄県の待機児童数(速報値)について」
  • 沖縄県「令和7年度 離島・過疎地域定住条件整備推進調査(沖縄本島価格調査等)報告書」

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