名護の人の所得は、どれくらいか

名護の人の所得は、どれくらいか

名護の人の所得は、どれくらいなのか。移り住んで働くことを考えるとき、気になる数字のひとつです。総務省の統計から、名護市で住民税を納める人の所得を、沖縄県や本島北部の町村と比べながらまとめます。

この記事のポイント

  • 名護市で住民税を納める人1人あたりの課税対象所得は、約286万円です(2025年度、2024年の所得)
  • 沖縄県全体は約322万円、全国は約387万円。名護市は全国の7割あまりで、県内41市町村のなかで24番目です
  • 本島北部の町村と比べると、名護市は恩納村に次いで高い水準です
  • 2021年度の約258万円から、4年で約28万円増えました
  • これは「年収」ではありません。給与所得控除などを引いたあとの所得で、住民税を納めていない人は含みません

名護市の1人あたりの課税対象所得は、約286万円

総務省の「市町村税課税状況等の調」によると、2025年度の名護市で住民税(市町村民税)の所得割を納める人は27,510人、その人たちの課税対象所得の合計は約788億円でした。1人あたりにすると、約286万円です。

地域納税義務者1人あたり
名護市27,510人約286万円
那覇市143,157人約362万円
宮古島市24,428人約315万円
石垣市22,328人約313万円
沖縄県649,003人約322万円
全国62,206,393人約387万円
総務省「市町村税課税状況等の調」令和7年度 第11表(市町村別内訳)から作成。2024年の所得。1人あたりは、課税対象所得を所得割の納税義務者数で割った額。沖縄県は41市町村の合計から計算

名護市は、沖縄県全体より低く、全国と比べると7割あまりです。県内41市町村のなかでは24番目でした。

本島北部の町村と比べると

本島北部の町村と比べると、名護市は恩納村(約297万円)に次いで高い水準です。県内でいちばん低いのは、北部の大宜味村でした。

市町村1人あたり県内の順位
恩納村約297万円20番目
名護市約286万円24番目
金武町約282万円28番目
本部町約267万円35番目
今帰仁村約260万円38番目
国頭村約252万円39番目
大宜味村約244万円41番目
総務省「市町村税課税状況等の調」令和7年度 第11表(市町村別内訳)から作成。北部のほかの町村は省略

この数字は「年収」ではありません

読み方には注意が必要です。課税対象所得は、給与の額面ではなく、給与所得控除などを引いたあとの「所得」です。会社員なら、年収から給与所得控除を引いた額にあたります。

  • 年収より小さい数字です/給与所得控除などを引いたあとの金額です
  • 住民税を納めていない人は含みません/所得が少なく、住民税の所得割がかからない人は数に入っていません
  • 土地を売った所得なども含みます/2025年度の名護市では、土地や建物を長く持って売ったときの所得が約34億円含まれています

働く人の給料については、最低賃金や市役所の職員の給料、手当で変わる手取りを、名護の給料は、本当に安いのかにまとめています。

4年で、約28万円増えた

名護市の1人あたりの課税対象所得は、2021年度(2020年の所得)の約258万円から、2025年度(2024年の所得)には約286万円になりました。4年で約28万円、約11%増えています。

年度(所得の年)納税義務者1人あたり
2021年度(2020年)24,906人約258万円
2022年度(2021年)25,465人約272万円
2023年度(2022年)25,775人約274万円
2024年度(2023年)24,595人約290万円
2025年度(2024年)27,510人約286万円
総務省「市町村税課税状況等の調」第11表(市町村別内訳)各年度から作成。名護市。1人あたりは課税対象所得を所得割の納税義務者数で割った額

同じ時期に、住民税を納める人も24,906人から27,510人へ、約2,600人増えました。

所得の数字から、暮らしを考える

よくある質問

Q. 名護の平均年収はいくらですか?

市町村ごとの平均年収を示す公的な統計はありません。参考になるのは、住民税(所得割)を納める人1人あたりの課税対象所得で、2025年度(2024年の所得)の名護市は約286万円でした。給与所得控除などを引いたあとの金額なので、年収より小さい数字です。

Q. 名護の所得は、沖縄県や全国と比べてどうですか?

1人あたりの課税対象所得は、名護市が約286万円、沖縄県全体が約322万円、全国が約387万円です(2025年度)。名護市は全国の7割あまりで、県内41市町村のなかで24番目です。

Q. 名護の所得は、増えていますか?

1人あたりの課税対象所得は、2021年度の約258万円から2025年度には約286万円に、約11%増えました。住民税を納める人も、24,906人から27,510人に増えています。

Q. 課税対象所得とは、何ですか?

住民税の所得割の対象になる所得です。給与なら、年収から給与所得控除を引いた金額にあたります。住民税の所得割を納めていない人は、この数字に含まれません。

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出典

  • 総務省「市町村税課税状況等の調」第11表 市町村別内訳(令和3年度〜令和7年度)。1人あたりの額は、市町村民税の課税対象所得を所得割の納税義務者数で割って算出。沖縄県・全国は市町村の数字を合計して算出

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