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取材に答える加藤さん

神奈川から伊良部島へ。介護の仕事を始めて4日目

板金塗装で独立するために、この島に来ました。

加藤さん 送迎・見守り(介護スタッフ) Iターン

【確認メモ|公開前に削除】
原本:有限会社やすらぎ_加藤さん(文字起こしのみ。記事情報シートなし)
要確認:
・名前の表記。「加藤さん」としている。下の名前やフルネームの希望はあるか
・記事情報シートがなく、掲載の同意が未確認。前職(神奈川の障害者施設で3年半、車の板金・ダンプの架装)を書いてよいか
・**板金塗装で独立する計画**を記事に書いてよいか。勤務先との関係もあるため、本人と社長の両方に確認したい
・文字起こしでは社長を「宮城社長」と呼んでいる。本文では「社長」とだけ書いた。名字を出してよいか
・「サイト契約」は、板金塗装をする場所の契約と判断した
・勤務は「1時まで」との発言。昼の13時までで合っているか
・取材日が原本にない(「入って3日、4日」という発言のみ)
・入社4日目の取材のため、「制度・福利厚生」と「会社のいいところ」は本人も答えづらいと話している。そのまま正直に書いた
・サイトに会社ページ「有限会社やすらぎ」がないため、所属会社は未設定。会社の取材(台本B)をすれば会社ページも作れる
写真:15枚お預かりし、アイキャッチ1枚と本文5枚を入れました(2026-09-28に増やしました)。
・利用者さんが写った写真は掲載の同意をいただいている前提で使っています。差し支えのあるものがあれば外します
・一緒に写っている同僚の方の掲載同意もお願いします(「スタッフも、利用者さんも」の章の1枚)
・撮影場所・時期がわからないため、キャプションは付けていません。わかれば1行ずつ入れます
・残りの写真も横位置なので、入れ替え・追加はいつでもできます
取材先の確認:未

取材したのは、加藤さんが伊良部島の介護事業所「有限会社やすらぎ」で働きはじめて、4日目のことでした。神奈川の福祉施設で3年半働いたあと、板金塗装の仕事で独立するために、この島へ来た人です。

きっかけ

「介護よりも板金の方に興味があるんだけど」

取材に答える加藤さん

加藤さんがもともと手がけてきたのは、車の板金や、ダンプの架装の仕事でした。その後、神奈川の障害者施設で3年半ほど働き、介護の経験を積みます。宮古島に来たのは、板金塗装の仕事を自分で始めるためでした。

「最後の自分の人生の賭けっていうか。それで宮古に来たんです」

ところが、借りるはずだった場所の契約が、うまくいきませんでした。オーナーが別のところと契約してしまったといいます。準備が止まっても、暮らしは続きます。働き口を探し、介護のパートを始めました。ただ、その職場とは考え方が合わず、長くは続きませんでした。

そんなときに紹介されたのが、やすらぎでした。社長から電話がかかってきて、その第一声に驚いたそうです。

「介護よりも板金の方に興味があるんだけど、って言われて。びっくりしました。それでこっちに入ってきたんです」

介護の経験よりも先に、板金の技術に興味を持ってもらえたこと。それが、入社のきっかけになりました。

入社してよかったこと

スタッフも、利用者さんも

施設のフロアで同僚と話す加藤さん

入ってよかったと思うことを聞くと、まず人の話が出てきました。

「スタッフさんがすごいいい人ばっかりで、やりやすいんです。利用者さんたちも、神奈川と違って、みんな優しいなって」

暮らしの面も、島に来た理由のひとつでした。海がきれいなことも、加藤さんの背中を押しています。

印象に残っているのは、入って1日、2日で「もう大丈夫だよね」と任されたことだそうです。

「え、もう一人なの、って思って。まだ入って3日、4日しか経ってないんですよ」

利用者さんがお茶を出してくれたこともありました。まだ数日しか一緒にいないのに、と驚いたといいます。

やりがいと大変なこと

覚えるのは、道と、顔と、名前

車の後ろで車いすの乗り降りを介助する加藤さん

いまの仕事は、利用者さんの送迎と、トイレの誘導、そして見守りです。神奈川の施設ではおむつ交換なども担当していたので、介護の仕事そのものには慣れています。

「やり方は違いますけど、そういうのは全然慣れています」

やりがいを聞くと、出てきたのは利用者さんのことでした。

「利用者さんたちのことを思って、いっぱい何かしてあげようっていう気持ちは、常にあります」

大変なのは、道と名前を覚えること

廊下で車いすを押す加藤さん

「道と名前を覚えるのが、いまは一番です。早く覚えたい。同じような名前の方もいらっしゃるので、なかなか難しいんですけど」

送迎の道は、地図に頼らず覚えるようにしているそうです。

「マップは見てないです。もう覚えるしかない」

もうひとつ、困っていることがあります。島の方言です。

「何を言ってるかわからなくて。そこが困ってますね」

制度・福利厚生

板金の時間を、社長がつくってくれる

いまはパート勤務で、仕事は1時までです。この時間の組み方には、社長の配慮があると加藤さんは言います。いずれ板金塗装を始めるための時間を、残せるようにしてくれているのだそうです。

「自分が板金をやるからって、その分の時間をちゃんと考えてくれて、そっちにも行けるようにやってくれている。それが、社長への一番の恩です」

島に来たばかりの自分に、ここまでしてくれる。加藤さんはそれを、「一番の恩」という言葉で表しました。

これから

いつか、伊良部で板金塗装を

送迎のため建物の外へ出るところ

「この仕事も楽しいんですけど、いずれは伊良部で板金塗装をやりたいんです」

何年かかけて顔を知ってもらい、島で名前を覚えてもらいたい。そう話します。伊良部には高齢の方が多い。だからこそ、自分にできることがあると考えています。

「鉄板を折り曲げたり、そういうのを作ってくれっていうオーダーがあれば、それが助けになればいいなって」

伊良部を盛り上げたい。加藤さんは、そう言いました。

最後に

「すごくいいよ、って言います」

もし知り合いを誘うとしたら、どう声をかけますか。そう聞くと、まず会社のことを説明すると答えました。

「ここはみんないい人で、よくしてくれるし、働きやすい環境です。改善もいろいろやっているので、すごくいいよって説明します」

では、会社のいいところを具体的に。そう重ねて聞くと、正直な答えが返ってきました。

「自分はまだ入って4日なので、そこはちょっと答えづらいです」

島に来て、場所探しにつまずいて、仕事を探して。いまは送迎の車で、伊良部の道を覚えているところです。加藤さんの毎日は、まだ始まったばかりです。

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