
G.U株式会社(ガレージU)
平良道具1個に、渋い顔をしない。宮古島で、車を直して売って貸す工場です。
応援してる 行ってみたい
車がないと動けない島で、自動車整備は暮らしをそのまま支える仕事です。車検や修理のほかに、レンタカーや板金を一緒に手がける会社を取材しました。整備士の経験がない人を育てている工場もあります。
G.U株式会社(ガレージU)は、2014年4月に設立された整備工場です。点検・一般整備、車検、板金・塗装、カー用品と車両の販売、レンタカーまでを手がけていて、車を買うところから直すところ、借りるところまでがここで片づきます。
株式会社cantik沖縄は、「ホリデー車検 宮古空港前」をフランチャイズの加盟店として運営しています。お客さんが立ち会ったまま、1時間ほどで車検整備を終えて納車する。預かりも台車も、基本的にありません。
ガレージUで板金・塗装を担当する半田さんは、この仕事を約30年続けてきた職人です。宮古島は車がないと生活できない島なので事故も多く、修理の依頼が絶えません。仕事が常にあるぶん、経験を積む機会も自然と増えます。cantik沖縄の下地さんも、板金は島で間に合っていない、と話していました。
cantik沖縄の下地さんは、整備の人を募集するなら、むしろ整備士ではない人がいいと言います。立ち会いの車検では、1時間のあいだお客さんと話し続けるからです。入り口はレンタカーのパート・アルバイトで、学科試験と、実技試験か実技免除講習がそろえば、3級整備士の国家資格が取れます。レンタカーのアルバイトから整備に移った人も、2〜3名います。
ガレージUも、技術のある人は即戦力として、経験のない人も大歓迎だとしています。半田さんが一緒に働きたいのは、たくさん質問してくれる人、自分と反対の考えを持った人だそうです。
いまの車はほぼパソコンで、機械をつないだ診断から始まります。下地さんは、スマホに慣れた若い人には、むしろ入りやすくなったと見ています。一方で、自動車整備は島に住む人をお客さんにする仕事なので、時給を上げにくい業種だという見方もあります。その事情は宮古島の給料は、本当に安いのかで、通勤と車については車がないと、宮古島では働けないのかで書いています。