構築中のサイトです。掲載内容・写真はすべてサンプルです。
事務室で笑う荒巻さん

もう保育士はやらないと決めて、島でまた保育士に

「やりたい」を、断らなくていい場所でした。

荒巻さん 保育士 Iターン

【確認メモ|公開前に削除】
原本:心愛こども園_荒巻さん2026.9(文字起こしのみ。記事情報シートなし)
この原本は録音の聞き取りがかなり崩れています。事実関係は、いつも以上に念入りに確認してください。
要確認:
・お名前の表記と肩書き(本文は「荒巻さん」。原本では「らまきさん」と聞こえます)
・園の正式名称(本文は「心愛こども園」)。サイトに園の会社ページがないため、所属先を設定できていません。会社の記事も作りますか
・前職は「東京で保育士を3年半」と書きました。その前の経歴も話されていましたが、聞き取れなかったため書いていません
・移住体験ツアーの名称と主催(本文では名称を書いていません)
・昆虫の話。原本では「昆虫を捕まえて」のあと、飼ったのか食べたのかが聞き取れませんでした。本文では「捕まえて、そこから広がっていった」という書き方にとどめています。実際に何をしたのか、そして記事に書いてよいかを確認してください
・前の職場を「株式会社が運営する保育園」と書きました。この書き方でよいか。触れずに外すこともできます
・「5000円企画」の名称と、お金の出し方(原本では金額の部分が崩れています)。本文では金額を書いていません
・くじ引きのグループの人数(原本では「8人ぐらい」と聞こえます)
・チームで出かけた先として、ガラス作り・クルーズ船のランチ・音楽フェスが挙がっていました。フェスの名称が聞き取れなかったため、本文では「音楽フェス」としています
・職員の配置に余裕がある、という話を書いてよいか
・土曜出勤は月1〜2回、平日に振替休み、で合っているか
・スポーツインストラクターの仕事について、ホテルで夜7時から、大人も子どもも、という内容が合っているか。屋号があれば入れます
・原本に栄養士やフリーランスの話が出てきますが、荒巻さんご本人のことか別の方のことか判断できなかったため、書いていません
・業種は「医療・福祉・介護」にしました。保育の分類を別に作りますか
・取材日が原本にない
写真:17枚お預かりし、アイキャッチ1枚と本文5枚を入れました。すべて横写真で、園児は写っていません。
・一緒に写っている同僚2名の掲載同意をお願いします。同意がなければ、荒巻さんおひとりの写真に差し替えます
・千田さんと肩を組んでいる3枚(IMG_9972〜9974)は、取材の場面なので使っていません
・撮影場所・時期がわからないため、キャプションは付けていません
取材先の確認:未

東京で保育士をしていた荒巻さんは、宮古島へ移住するとき「もう保育士はやらない」と決めていました。いまは心愛こども園で、また子どもたちのそばにいます。気持ちを変えたのは、一度の見学でした。

きっかけ

絶対に保育士はやらない、と思っていた

園庭のウッドデッキに立つ荒巻さん

宮古島との出会いは、Instagramの広告でした。離島の移住体験ツアーのCMが流れてきたのです。

いくつもの離島のツアーが並ぶなかから、宮古島を選びました。それまで宮古島のことを知っていたわけではありません。

旅行とは違う体験でした。農家さんの家に泊まって農作業を手伝い、宮古島の地下水資源についての講義も受けたそうです。

そして結婚を機に、奥さんと一緒に宮古島へ移り住みました。

ただ、その時点で保育の仕事に戻るつもりはありませんでした。東京で保育士を3年半。人間関係のことで、思うところがあったといいます。

「移住してからは、絶対に保育士はもうやらないと」

移住して最初の4か月ほどは、営業の仕事をしていました。

そこへ、心愛こども園から声がかかります。きっかけは、やはりInstagramでした。もう一度入りませんか、と誘われて、見学だけでも行ってみようかと考えたそうです。

見学で見たのは、子どもたちがどんな遊びを選び、どう遊び込んでいるかでした。

入社してよかったこと

見た通りでした

園舎の前に並ぶ荒巻さんと同僚2人

入ってよかったことを聞くと、まず園の姿勢の話が出てきました。ひとつの方針に向かって、みんなで保育に取り組んでいること。そして、もうひとつ。

「みんなで助けていこうね、っていうスタンスがすごくあって。働きやすかったです」

Instagramで見た園の様子と、実際に働いてみた印象にずれはなかったのでしょうか。そう聞くと、はっきりした答えが返ってきました。

「ずれは、なかったです」

暮らしのほうにも、思いがけない変化がありました。買いたいものが買えない島で、物欲そのものがなくなったのだそうです。

「どうせ買えないだろう、というイメージがあって。必要なものだけあれば、全然いいやっていう」

それは不便ではなく、むしろよかったことだと話していました。

やりがいと大変なこと

やりたい、に一緒にのる

園庭の入口で話す3人

心愛こども園の保育は、子どもが言い出したことから始まります。

「子どもたちが、これやりたい、やりたいって言ったら、じゃあ一緒にやってみよう、みたいな。そういう保育のスタンスなので」

印象に残っている出来事として挙げてくれたのが、昆虫が好きな子どもたちの話でした。昆虫を捕まえるところから始まって、そこからどんどん広がっていったのだといいます。

前の職場では、おそらくその時点で止められていました。

「ルールがすごく厳しかったので。多分、絶対その時点でダメっていう人がいるし」

やりがいを聞くと、答えは短いひと言でした。

「自分のやりたいを、叶えられることですかね」

どこまで応えるか、の線引き

ただ、そのスタンスには難しさもついてきます。大変なことを尋ねると、まさにそこが挙がりました。

子どもたち一人ひとりが「やりたい」と言ってくれるのはありがたい。けれど保育士の人数は限られています。

「どこまでやってあげたらいいのか、どこからはそれは違うよね、という風に線引きするかっていうのは、やっぱり難しい」

断らなければいけないとき、荒巻さん自身もつらいのだといいます。

「断ってしまうと、自分もなんかすごく申し訳ないというか」

制度・福利厚生

くじ引きで組んだチームで、出かける

笑いながら並ぶ荒巻さんと同僚2人

制度の話になると、荒巻さんは「福利厚生じゃなくても、これが僕にとって福利厚生です」と前置きして、ひとつの企画を挙げてくれました。

くじ引きでグループを決めて、そのチームで何をしてもいい、という企画です。何をするかはチームで話し合い、日程も自分たちで決めます。

これまでに出かけた先は、ご飯やガラス作り、クルーズ船でのランチ、音楽フェスなど。

いいのは、遊びそのものよりも、その先にあることでした。

「なかなか関わらない先生たちとも、やっぱり関わって話をすることができるので」

飲みに行く人は行くけれど、行かない人は家と職場の往復で終わってしまう。宮古島でそういう話を聞いたことがあるそうです。飲み会ではない形で人がつながる場が、この企画になっています。

働き方の面では、職員の配置に少し余裕があると感じているそうです。東京にいたころは、配置基準に対して足りていない状態が当たり前だったといいます。

土曜日の出勤は月に1回か2回。そのぶん平日に振替の休みが取れます。

これから

スポーツの知識を、保育に持ち込みたい

事務室で話す荒巻さん

荒巻さんには、保育のほかにもうひとつの顔があります。スポーツインストラクターです。東京にいたころから続けていて、いまは休みの日にホテルで教えています。夜7時から。大人も子どもも来るそうです。

これからどうなりたいかを聞くと、その2つをつなげたい、という答えでした。

体のことを知っているぶん、保育のなかでできることがあるのではないか。必要としてくれる人には届けていきたい、と話します。

最後に

ダブルワークができると聞いて、決めました

入ろうかどうか迷っている人には、どう声をかけますか。そう聞くと、自分が決めたときの話をしてくれました。

スポーツを取るか、保育士をやるか。荒巻さん自身も、そこで悩んでいたそうです。

「ここはダブルワークが大丈夫っていうことだったので」

どちらかを諦めなくてよかった。だから、同じように迷っている人にも働きやすいはずだと言います。

もう保育士はやらない、と決めて来た島で、また子どもたちのそばにいる。そういう戻り方もあるようです。

← 島の仕事人一覧にもどる